こんにちは、手品店長です。
このブログは、悩み事や困りごとがあって、生き辛さを抱えている人を対象としています。
傾向として、
- 落ち込みやすく、浮上しづらい
- 行動に移すのが難しい(身体が重く動かない)
- 考えがうまくまとまらない
- 気持ちに余裕がなく、他者を思いやれない
- 自分の気持ちをうまく言語化できない
- 人に相談しようにもどう伝えたら良いかわからない
- それなのに気ばかり焦って悪循環に入る
- どん詰まりになって1日何もできなくて終わる
という方が多いと予想しています。
悩みを人に相談したときの一般的な対応
上記のような悩みを相談したとして、善意の第三者はこういうでしょう。
辛かったね、無理しなくて良いんだよ。あなたはそのままで良い。
今のままで十分魅力的だから、そんなに自分を責めないで。
私はこれに待ったをかけたいのです。
本当にそれで大丈夫ですか?
- 落ち込みやすく、浮上しづらい
- 行動に移すのが難しい(身体が重く動かない)
- 考えがうまくまとまらない
- 気持ちに余裕がなく、他者を思いやれない
- 自分の気持ちをうまく言語化できない
- 人に相談しようにもどう伝えたら良いかわからない
- それなのに気ばかり焦って悪循環に入る
- どん詰まりになって1日何もできなくて終わる
こういう状態で悩んでて、生き辛さを抱えているのに、
そのままの状態でいたらずっと生き辛いままじゃないですか。
結局考えは言語化できないし、誰かに相談することもできないし、悩み続けるだけです。
状況は全く改善していないし、これから改善する見込みもありません。
現状維持では一生変われない
私は中学時代不登校でした。
ずっと家に引きこもって、
- ずっとゲームをし続ける
- ずっと美少女アニメを観続ける
- 完全に昼夜逆転し、タバコも吸う
- ずっとホームページ作りをし続ける
- じゃがりこと小岩井ミルクとコーヒーが主食
- ずっとYahoo!メッセンジャーでチャットに明け暮れる
- エヴァンゲリオンに影響されて本当の友達を探し始める
という生活をしていました。今思い出しても悪夢のような生活です。
中学3年生になったとき、私には2つ選択肢がありました。
「引きこもりを脱して高校に行く」か、「そのまま引きこもるか」です。
私は前者を選び、少なくとも高校生の間はまともに生活していました。
この時、
あなたは今のままで良いんだよ。
ずっと家にいて、好きなことだけして過ごして良いんだよ。
と言う大人はどこにもいませんでした。
「高校だけは出ておけ」と口を酸っぱくして言われたものです。
私は「このままではダメなんだ」と理解し、実際にその行動を取りました。
大人になってからもそうです。
「いつまでも病んでいてはダメだ」と、どこかで見切りをつけて動き始めてきました。
あの時、私が引きこもる選択をしていたらどうなっていたでしょう?
きっとこのブログは生まれませんでした。現状維持は何も生み出さないからです。
悩み抜いて、底についたあなたには2つの選択肢がある
悩んで、落ち込んで、誰にも構ってほしくないし一人にしてほしい。
そんな時は誰にでもありますし、否定しません。一人になりたければなれば良いのです。
でも、どんなに落ち込んでも底があります。
それ以上落ちるところがない場所まで落ちたとき、残された道は2つしかありません。
底に留まるか、這い上がるかの2つです。
あなたはどちらを選ぶこともできます。どちらを選んでも、誰も責めません。
あなたの選択を責める権利は誰にもありません。あなたの人生だからです。
底に留まるのは現状維持です。何もしなくて良い代わりに、何も変わりません。
這い上がるのは勇気も労力も必要ですが、確実に現状が変わります。
今までは底で沈んでいれば、周りが気を使って放っておいてくれました。
しかし、這い上がるとなるとそうもいきません。
時として他人の力を借りる必要もあるでしょう。
「助けて!」と言える人にしか助けはやってこないからです。
助けにならないけど、強い強制力を持つネガティブ
何事もプラス思考で、ポジティブに考えられれば人生は全てうまくいくでしょうか。
どんなにポジティブでも落ち込むことはあります。ポジティブも万能ではありません。
しかし、「ネガティブは助けにならない」ことだけは確かです。
落ち込んで、悩んで、嫌な気持ちになったあなたのことを、
ネガティブは一度でも助けてくれたでしょうか。
あなたを抱きしめて、背中をさすって、
髪を撫でてくれたでしょうか。声をかけてくれたでしょうか。
勘違いしてほしくないですが、別にネガティブは悪いものではありません。
ネガティブの利点は、強力な強制力を持つことです。
どんなに落ち込んでも、いつか底に着きます。
底に着いたら上がるか留まるかの二択ですが、
あなたはそのどちらかを選ばなければいけません。
ネガティブはその強制力を持ちます。
今、あなたはどちらを選んでいますか?
絶対に這い上がらなければならない時が来る
何日・何週間・何年悩んでいようと、メンヘラでいようと構いません。
でも、いつか這い上がらなければいけない時が来ます。
きっとあなたは今底にいて、無意識にずっと底に留まる選択をしています。
そのほうが楽だからです。何も変わらなくて良いし、何もしなくて良いからです。
しかし、本当はわかっているはずです。
このままでは良くない
ということに、あなたはとっくに気づいています。気づいているし、
どうしたら良いかも何となくわかります。でも見て見ぬふりをしています。
なぜでしょうか?
底に留まる=変わらないことは楽だからです。
時にはサボっても良いでしょう、楽をしても良いでしょう。
好き嫌いをしても良いし、ワガママを言っても良い。
生きているだけで素晴らしいし、あなたは十分魅力的。
それは真実です。私も心からそう思いますし、そうあってほしいと思います。
だからといって、ずっと落ち込んで良い理由にはなりません。
どこかのタイミングでグッと力を入れて、立ち上がらなければいけない時が来ます。
子供でも転んだら自分で立ち上がります。
大人のあなたができないはずがありません。
そして、這い上がるためのタイミングは、向こうからやってきません。
自分で這いあがると決意しなければ、絶対にそれは起きません。
まさに幸せは歩いてこないのです。
わかってるけど行動できないから困ってるんだ!!
そうですよね。私もそういう時がありました。
変わらなきゃいけないし、何か行動しなきゃいけないのもわかってる。
なのに行動できない。身体が動かない。
何をして良いかわからない。なんなら何もしたくない。
何度も書いていることですが、そういうときは難易度を限界まで下げましょう。
たとえ「トイレのスリッパを必ず揃える」でも良いので、毎日継続してください。
小さなことの積み重ねでしか、大きな変化は起きません。
焦らずゆっくりと、身体と心を慣らしながらやっていきましょう。
「動きたくなるまでひたすら待つ」という方法もある
どうしても行動できない、気力が湧かない時は、「ひたすら待つ」という方法があります。
無理を避け、自分の心と身体が自然に「そろそろ動くか…」となるのを待つ方法です。
現状維持の延長ですが、いつかは必ず動き出せます。
ただ、いつ動き出せるのか、それは誰にもわかりません。
明日かもしれないし、1年後かもしれない。そこが怖いところです。
無理を避け、自分を大事にするという意味ではオススメですが、
時間的な制約がある場合は自分から動いたほうが良いでしょう。
最後に
悩むことも、落ち込むことも、決して悪いことではありません。
自分の人生を考えたとき、絶対に必要な時間です。
今の悩みは、これからの人生を生きるための必要な足踏みです。
今まで頑張ってきたのだから、少し休みましょうという、心のお願いです。
それは十分に受け止めて、心と体を休ませてください。動くのはそれからで良いです。
でも、そのタイミングが来たら絶対にそれを逃さないで。二度やってくるとは限りません。
この記事があなたの助けになりますように。
あなたの隣に、おせっかいなやつら──秘密結社リトルダンサーより🌟