こんにちは、手品店長です。
衝撃的なタイトルを付けました。自殺を煽りたいわけではないので、ご容赦ください。
むしろ注意喚起のためにこのタイトルにしています。
自殺に至ってしまうような危ない発想とはなんでしょうか?
- これくらい我慢しなきゃ…
- みんなやってるから…
- 私がやらなきゃ…
- 母だから…親だから…
- 社会人だから…
こう思うことで日々嫌なことに耐え、何とか毎日を乗り切っている人が多いでしょう。
しかしこれは大変危険な発想です。ある日突然糸が切れ、取り返しのつかないことになってしまいます。
ではどうすれば良いのでしょうか?
答えは、「不満を小出しにする」です。
大きな話は人に相談できる
あなたが人に相談事をするとき、大体はスケールの大きな話、
もしくは事態が自分の手に負えなくなってから相談するのではないでしょうか。
例えば、
- 離婚するかもしれない
- 彼氏(彼女)と別れたい
- 家を買おうと思っている
- 車を買おうと思っている
- 妊娠した(かもしれない)
- 病気になったetc…
こういう話は普通人に相談します。なぜなら以下の共通点があるからです。
- 自分一人では解決できない
- 通常、先駆者がいて話が聞ける
- どうするか自分で決断する必要がある
色々な人の話を聞いて、自分の気持ちと混ぜ合わせながら結論を出します。
その過程で「相談」が不可欠なので、大きな決断をする前は人に話します。
ですから、こういったことが原因で立ち直れないほど落ち込むというのは稀です。
大体のことは先駆者が居ますし、誰か助けてくれる人がいるからです。
小さな話、不満や悩みは人に相談できない
一方で、小さな不安や不満、悩みは、普通人に相談しません。
例えば、
- 最近気分が落ち込んでいる
- 何をやってもうまくいかない
- 無気力、やる気がでない
- 家族仲がギクシャクしている
- 気ばかり焦って、どうしたら良いかわからないetc…
こういった不安・不満はなぜ人に話さない(話せない)のでしょうか?
答えは、「みんなそれでも頑張ってるから、私だけ甘えたらダメ」と思ってしまうからです。
つまり、上記のような悩みは「みんなが持つもの」であり、「みんな我慢しながら生きている」という発想です。
自分だけ誰かに相談したり、頼ることが甘えに思えるのです。だから相談できません。
しかし、こういう小さな不安・不満こそ積極的に表に出すべきです。
目に見える大きな出来事だけが、メンタルを壊す原因ではありません。
むしろ、目に見えない小さな痛みが限界を超えたとき、あなたのメンタルが崩壊するのです。
私の作った言葉ですが、是非覚えておいてほしい言葉があります。
苦痛に大きいも小さいもありません。人によって耐えられる量が違うだけです。
小さな不安・不満を吐き出さないとどうなるか?
メンタルが壊れるか、いつか爆発します。
例えば、家庭内に不満があるとします。
夫が家事を手伝わないとか、子供が生意気な口を聞くとか、何でも良いです。
普通そんなことは他人に話しません。
「自分の家庭のことは自分で何とかしろ」と言われるのが見えているからです。
そうなるとあなたはどうなるでしょうか?
そう、我慢します。
人知れずストレスを溜め込み、誰にも相談できないうっ憤だけが溜まっていきます。
いつか爆発して、家の中で怒鳴り散らすでしょう。それならまだマシかもしれません。
形はどうあれ発散出来ていますし、家族に不満を伝えることもできます。
最悪なのは、これが自責になってしまうパターンです。
「こんなことを思うなんて私はダメな母親(妻)だ」となってしまったとき、足元は崩れかけています。
行く着く先は奈落です。どこかで手を打たなければ、家庭内でメンタルが崩壊します。
「こんなこと誰にも相談できない」は「私が悪い」に直結します。
私はドラッグストア時代、この話をたくさんのパートさんにしました。
家庭のこと、仕事のこと、コイバナ、何でも良いから悩んだらとにかく話せ。
プライべ―トの面倒を見てはいけないという就業規則はないのだから、とにかく話せ。じゃないと自殺しちまうから。
そのおかげで、一般的な店長よりは評判もよく、スタッフ1人1人をよく把握した店長でいられたと思います。
とにかく小さな不満こそ吐き出させること。チリも積もれば…と言うように、大ごとになる前に手を打つことです。
誰に話すか、という問題
さて、小さな不満こそ人に話して、定期的に排出しなければ危険だというのはわかった。
でも誰に話せばいいの?ここが大きな問題です。
結論から言えば、信頼できるなら誰でも良いです。
家族、友人、恋人、同僚…あなたが心から信頼して、この人になら話せると思うなら、
どんな内容であれ受け止めてくれるでしょう。そうした人に依存してください。
注意してほしいのは、順序だてて話そうとしないことです。
小さな悩みは色々な要素が複雑に絡み合って、今の精神状態ができあがっています。
ですから、順序だてて話すというのがそもそも不可能なのです。
何から話せば良いか迷うと思いますが、頭に浮かんだ順にぽつりぽつりと話しましょう。
そういう話を聞いてくれる相手を選ぶのも、大切なポイントです。
手品店長のオススメ
私のオススメは職場の上司です。
家族でも友人でもなく、プライベートすぎない絶妙な距離感だからです。
近しい人に相談すると、どうしても内容にバイアスがかかります。要は身内には甘くなります。
しかし職場の上司であれば、身内というバイアスはありません。
これは私がかつて上司という立場で、部下のプライベートな相談を聞いてきたことに起因します。
私は部下のプライベートも家庭も知りりませんので、客観的に物事を見ることができます。
良いことは良い。悪いものは悪い。そういう切り分けが簡単にできるのが、上司部下という関係です。
踏み込みすぎず、適度な距離感で話を聞いてくれるでしょう。相手も数十人の部下をまとめる強者ですから、そういった相談も日常茶飯事のはずです。恐れず相談してみてください。
最後に
小さな不満は、溜め込むと自殺の恐れがある。
これが私の出した、不安・不満・悩みとの向き合い方の結論です。
大きな悩みは人に話します。自分ではどうしようもないからです。
しかし小さな悩みは人に話しません。自分で何とかできそうな気がするからです。
しかし、自分でどうにもできないから悩んでいることに、多くの人は気づいていません。
誰かに話せばすぐに解決するのに、自分一人で悩むことでメンタルをどんどん悪くしていきます。これが怖いのです。
くどいようですが、小さなことほど人に話しましょう。近くに話せる人がいないときは、
私に話してください。各種SNS、お問い合わせフォームよりいつでもお待ちしております。
この記事があなたの助けになりますように。
あなたの隣に、おせっかいなやつら──秘密結社リトルダンサーより🌟