こんにちは、手品店長です。
タイトルどおり、私がニートを脱出する際にやめて良かった習慣を紹介します。
ニート時代にやっていた習慣と言い換えることもできます。まずはリストでご覧ください。
- ゲーム
- アニメ、特撮
- グッズ購入（推し活）
- 漫画アプリ
- 飲酒・喫煙
- 昼夜逆転
以上6つです。
私はニート脱出と並行してこれらをやめ、人生が好転し始めました。順番に解説します。
ニート脱出のためにやめて良かった習慣5つ
ゲーム
私のニート時代、一番時間を奪われたのはポケモンでした。
何時間でも潰せるし、ポケモンならではの達成感もあったからです。
スマホゲームはほとんどやらなかったのですが、なめこ栽培キットだけは熱心にやっていました。
こういう、お手軽に楽しめて達成感を得られる娯楽はニート脱出の邪魔になります。
私は今ではゲームとは距離を置き、家にSwitchはありますが、滅多に遊ぶこともありません。
当然、スマホにゲームアプリは入っていません。
アニメ、特撮
ニートってとにかく暇なので、寝るかスマホしかすることがありません。
となると、ある程度まとまった時間を潰せる娯楽が必要になります。
アニメや特撮は1本30分ですから、何時間でも観続けることができます。
DVDを借りてきたり、公式の配信で観たり、何時間も何本も観続けました。
当然時間なんていくらあっても足りません。全て観終えた後に残るのは…？
何も残りません。翌日にはキャラクターの名前も覚えていません。
長時間同じ姿勢でスクリーンを観続けるのは健康にも悪いですし、
続きが気になってやめ時がわからない「一気見（ビンジウォッチング）」も危険です。
今では一切こういうものを観なくなりました。映像系のサブスクも一切加入していませんし、
テレビはアンテナ線すら繋いでいません。Youtubeは勉強のために観ることはあります。
グッズ購入（推し活）
ニートなのにどこからお金が…？と思うかもしれませんが、人間なければないで何とかするものです。
ガチャガチャやフィギュア、シールやカード、クリアファイルに本…挙げればキリがありません。
働いてないくせに物欲だけはありましたので、一時は玄関にフィギュアスペースがありました。
本棚に飾ったり、好きなキャラクターに囲まれて生活するのが幸せだと思っていました。
働き始めて、アニメやゲームにかまける時間が減った時、それらはゴミと化しました。
断捨離の際に真っ先に捨てられ、それ以来買っていません。欲しいとも思わなくなりました。
無料で読める漫画アプリ
紙の漫画はまだ「読み終える」ことができますが、アプリは危険です。
動画にも言えることですが、スマホで読む漫画はやめ時がわかりません。
結構なボリュームのある作品が全話無料だったりすると、全部読みたくなります。
お風呂や食事なんてそっちのけで読み続けてしまうのです。
「やめどきがない」これが紙の漫画と違うところです。
また、家にある漫画と配信されている漫画ではそもそも量が違います。
「もっと面白い漫画を…」とドーパミンが反応し、次々探させる効果もあると思います。
しかしこれも、次の日にはタイトルもキャラクター名も覚えていません。
「ただ次々と探し、読み続けること」が目的だからです。
飲酒・喫煙
- お金がかかる
- 身体に悪い
- 依存性がある
- 毎日飲酒する人間にロクなのがいない（私の周りでは）
- タバコ吸う場所を探すのが大変
以上の理由で私は両方とも断ちました。一滴も飲まず、一本も吸いません。
「飲まないと（タバコがないと）やってられない」という声をよく聞きます。
私も昔はタバコがないとストレスに耐えられないと思っていました。
しかし、吸っているときは「やめたいなぁ…」と思いながら吸い、
吸わないときは「吸いたいなぁ…」と思っている自分の矛盾に気が付き、やめました。
ストレス解消だと思っていたタバコが、最大のストレスの原因でした。
私はタバコもお酒もやめて数年経ちますが、特に問題のない生活を続けています。
昼夜逆転
夜勤の仕事をするのでもない限り、朝起きて夜寝るべきです。
深夜帯に働いてみるとわかりますが、必ず身体を壊します。人は夜働くようにできていません。
ですから、ニートと言えど夜は寝て日中に活動しましょう。
起きる時間と寝る時間は固定できると尚良いでしょう。働く際の助けになります。
深夜帯は欲望のタガが外れやすくなります。暴食したり、破滅的な買い物をしたり、
深夜テンションで高額な課金をしたり…皆さんも経験があるでしょう。
人間は青空と太陽光で覚醒するようにできています。できるだけ夜は寝ましょう。
私がやめたのは「習慣」であって、「趣味」ではない
それが趣味で生きがいなら、やめる必要はない
私はアニメや漫画、グッズなど、今で言う「推し活」をムダだと切り捨てました。
ニートを脱出したとき、真っ先に捨てたのがここに関連するモノだったからです。
しかし、私は習慣をやめたのであって、趣味を否定するつもりはありません。
推し活が生きがいでそれが楽しくて生活できているなら、やめる必要はありません。
ニートのそれは趣味ではありません。することがないから、時間つぶしとして習慣化しているだけです。
ニートは楽しくてゲームをするのではありません。他にすることがないからです。
ニートは楽しくてスマホをいじるのではありません。他にすることがないからです。
ニートは楽しくてアニメを観ているのでもありません。他にすることがないからです。
本気でニートを脱出したいなら、オタ活や推し活はやめるべきだと、私は考えています。
働いてお金ができたら、趣味の範囲内で楽しめば良いじゃないですか。そのほうが楽しいはずです。
こういう悪習慣は即刻断ち切るべきです。でないと、ずっとニートのままです。
何かを得るには何かを捨てなければいけません。
仕事を得たいなら、仕事以外のものを捨てる必要があります。
働くと想像以上に自分の時間は減る
1日は24時間しかない
- 睡眠8時間
- 通勤往復2時間
- 仕事9時間
簡単に計算してみましたが、これでもう19時間。残りは5時間です。
食事や入浴、身支度などをを差し引くと、自由時間は2～3時間でしょう。
この2~３時間を何に使うのか？これで人生が決まります。
もちろん何に使っても良いのですが、どうせなら建設的な時間にしたいですよね？
であれば、何を残して何を捨てるかの決断はどうしても必要です。
フルタイムで働くと、予想以上に自分の時間は減ります。
1日の半分を会社に差し出す代わりに、お給料をもらうからです。
自分が本当は何をしたいのか、ニート脱出をキッカケによく考えてみてください。
子供の頃の夢を思いだしてみましょう。本当は何になりたくて、何がしたかったのですか？
今はニートでも良いと思います。でも、いつか脱出しなければならない日がやってきます。
その時までに、せめて習慣だけでも正しておきましょう。
最後に
以上、私がニートを脱出したときにやめて良かった習慣6個でした。
ちなみに、一番苦労したのが禁煙です。ニート脱出してからもタバコはやめられず、
完全禁煙に2年以上かかりました。
毎日、夜寝る前に禁煙宣言（タバコとライターを捨てる）をして、次の日の朝、タバコとライターを買いにコンビニに走ることを繰り返していました。
誇張ではなく、本当に毎日です、
人は習慣で作られています。習慣を正せば、生活が変わります。
生活が変われば、人生だって変わります。今までどんな惨めな人生を送っていようと、変えることができます。
- 今ニートで苦しんでいる方
- 脱出したいともがいている方
- 何から始めれば良いかわからない方
まずは習慣を見直してみてください。
人間が変わるときは痛みや苦しみを伴いますが、それに立ち向かう勇気を持ってください。
この記事がみなさんの助けになることを祈っています。
あなたの隣に、おせっかいなやつら──秘密結社リトルダンサーより🌟
