こんにちは、手品店長です。
たびたび書くことですが、私は3度のニート歴を経て社会復帰しています。
ニートはできることがわからないのではありません。何もしないから二―トなのです。
ニートでもトイレのスリッパを揃えるくらいできるでしょう。
お皿を洗うことだってできるはずです。何もできないニートは存在しません。
何もしないニートがいるだけです。掘り下げていきましょう。
なぜニートはできることがわからないのか?
自己肯定感が低いからです。
1度目の就職で失敗し、ニートになったとします。
辛い思いをして、時間もお金も失ったでしょう。その辛さはわかります。
でも、得た物もあります。「少なくともその仕事(環境)はあなたに合わないということ」です。
ただそれだけのことなのに、あなたは
せっかく就職したのに逃げ出してしまった…
ボキはもう生きる価値のないゴミカスだ…
と、自分を否定してしまうのです。
私が最初に就職したのは、某黄色いディスカウントショップでした。
常軌を逸した長時間労働とDQNの相手に疲れ果て、4か月で退職しました。
しかし、数年後に入社したドラッグストアでは8年務めています。
仕事や資格の勉強を経て出来ることを増やした結果、自己肯定感が増したからです。
ニート期間中の私の話
ニート期間中は
私なんてKing of ゴミカスウンコ製造機ゴミムシダニ野郎だから死んだほうが良い
と思っていました。
ニートになった理由は様々ですが、共通しているのは、
「その時はニートのほうが都合がよかった」
ということです。
その当時の私には、様々なニートであるべき理由がありました。
- 働いて心身を壊したため休みたい
- 鬱状態のため何もしたくない
- ずっとゲームしていたい
- とにかく働きたくないetc…
そして、多くのニートは
自分にはできることはないし、自分を雇ってくれる会社なんてないからニートのほうがマシ
と思っています。
ですから、できることが増え、自己肯定感が高まればニートは脱出できるのです。
自己肯定感を高める=自分との約束を守って守って守り続ける
自己肯定感を高めるのに一番いい方法は、
自分との約束を守り続けること
です。
仕事や異性関係、過重労働などで傷ついた心身にとって、
「テメーのできる事ぉ…探せや…」というのは酷です。
だってそんな状態のときって、生きてるだけで精一杯。
生きてるだけで偉い!と褒められるべき状態のときに、そんなことはできません。
ならば、今できる精一杯の範囲で自己肯定感を高めていくしかありません。
自分との約束を守るとは、何か
自分との約束を守る=絶対に遂行できる決め事をして、毎日それをやる
元日になると1年の抱負や目標を立てるでしょう。
そのほとんどは達成されないまま、また次の年がやってきます。
これは自分との約束を破った状態です。
例えば、「今年こそ就職して貯金を100万円貯める!」のように。
なぜできないのでしょう?それは、1年で100万円貯めるビジョンが見えないからです。
これが、
毎日タウンワークを読んでめぼしい求人に付箋を貼る
だったらどうでしょう。急に現実味が出てきたと思いませんか。
タウンワークはタダで手に入りますし、読んで付箋を貼るくらい誰でもできます。
これこそが「できること」であり、できることの増加=自己肯定感の増加です。
そして、自分との約束を守ったとき、傷つくのは誰だと思いますか?
そう、あなた自信です。
なぜなら、その約束をしたのは他の誰でもないあなたであり、
その約束を破ったのもあなただからです。
絶対に遂行できる決め事の例
- 夕食後に自分が使った皿を洗う
- 毎日7時に起きる
- 外から帰ったら必ずクツを揃える
- 朝起きたら、必ず布団をたたむ
- 毎日求人情報に付箋を貼るetc…
コツは難易度を限界まで下げることです。
ニートは堕落しているようで、心身は疲れ切っています。
毎日自分を責め続け、自分という存在を限りなく軽く見ているからです。
ですから、いきなり高度なことを求めてはいけません。
それでは失敗しますし、ますます自己肯定感が低くなります。
子供でもできるレベルまで難易度を下げて、それを毎日必ずやってください。
決め事を守り続けるとどうなるか?
できることが増えていきます。
=自己肯定感が高まります。
毎日7時に起きて、ベッドメイクをして、外から帰ったら必ずクツを揃える。
日本にそれが完璧にできている人間が、どれくらいいると思いますか?
少なくとも私は、帰宅時にクツを揃える習慣はありません。
ワイってイケるやん‼
となれば、人はどんどん行動したくなります。
付箋を貼るだけだったタウンワークに応募したくなります。
行動は連鎖する
応募したアルバイトが接客業で、人慣れしなければならないとします。
そうなると、行動に勢いのついたあなたはとりあえず外に出るでしょう。
コンビニでもスーパーでもドラッグストアでも、
店員さんに話かけてコミュニケーションを取ろうとするはずです。
または友人知人と会ってみて、他人と話す喜びを味わうはずです。
何か起こした行動に対して、その次の行動が次々に浮かんで、実行されていきます。
この連鎖に乗れれば、「自分にできること」もわかるし、ニート脱出なんて簡単です。
まとめ
- 「できることのないニート」は存在しない。「何もしないニート」が存在するだけ。
- できることがないと思うのは、自己肯定感が低いから
- 自己肯定感を高めるには、自分との約束を守る事
- 自分との約束を守るとは、毎日必ずできる決め事をやり続ける事
3度ニート期間のあった私の経験則ですが、
ニートが自由で楽しいのは始めの2週間くらいです。
人は他人と関わらなければ生きていけません。その最も簡単な方法が、働くことです。
まずは小さな決め事を作り、それを守り、自己肯定感を高めていきましょう。
この記事があなたの助けになりますように。
あなたの隣に、おせっかいなやつら──秘密結社リトルダンサーより🌟